2018年4月20日金曜日

ゆびさき

ちょっと今週は朝起き上がれない日が続いていますね。
まあそんなときもありますよ。
調子が悪いのか陽気がいいのか、そこらへんは置いておくとして。


さて、太平楽と言えば太平楽ながら楽ならざる暮らしの中じっと手を見て思い出した話など。

私の手って、まっすぐ指を伸ばしても小指がちょっと離れ気味になるんですよね。


もちろんぐっと寄せれば引っ付きますけども、ちょっと無理やり気味。

前に霞の構えをしているときにある先生から
「おい、小指をちゃんと引っ付けんか」
と言われたこともありましたっけ。
生まれつきだと返答したら納得してくださいましたけど。

人の体は同じようでも同じでない、こまごまといろいろと特徴のあるものですし、膝が痛いとか肩が痛いとかそういう事情もあるわけですから、形として決まっているからと言って四角四面にそれを押し付けるようだと、ちょっと息苦しいし嫌ですよね。
そういうことのないようにかかわっていきたいものです。

ところで話変わって、私がまだ子供だった頃、父方の祖父が私の手を見て
「お前もワシと一緒の手をしちょるな。軍隊におったころ、敬礼のたびに『貴様なにをたるんぢょるか!』いうて殴られてのお。」
という昔話をしたことがありました。
亡くなってからもう15年ほどたちまして、あまり祖父のことが好きでなかったので関わることも少なかったんですが、今にして思えばもう少し古い話を聞いおいてもよかったのかなと思うことがあります。

2018年4月10日火曜日

あそぼう!

新年度に入って1週間がたちまして、新しい職場、新しい学校、その他もろもろになんとなくなじんできたかな、どうかな、という時期かと思います。

そこで新社会人の皆さんに、藤子不二雄A先生の至言をプレゼントしようと思います。

遊びこそが人間の喜びであり人間に与えられた大いなる特権なのです!

なにして遊んだらいいかわからない?
そりゃあなた、杖道でしょ。

2018年4月7日土曜日

おすわり!

先日の合宿でちょっと思ったネタで一席お付き合い願います。

と言っても特段難しい話じゃなくて、
居合と杖とで座り方が違うよね
というお話です。


まずは杖道の座り方から。
開始状態。

左足を引いて腰を落とし、立膝になる。

袴で見えないけど、脚はこんな感じ。

右足を引いて、両膝を立てた状態。

腰をおろして、正座。

立ち上がる時は逆再生ですね。

ここで見ておきたいのが、立っていた時のつま先の線と正座したときの膝の線が一致しているという点ね。

次いで、居合道式。
といっても私は居合をしてないので見様見真似ですけど。
開始状態。

その場で膝を割って、手で袴の裾を捌いて腰を下ろしていく。
…今更ですけど、ホントは右手で裾を捌くんですよね、左手は鍔を抑えてるから。
いつも右手に杖を持ってる癖が!右手に杖を持ってる癖が!

気を取り直して、静かに正座。

見た通りで、居合道式だとつま先を引かずに座るので膝が前に出るんですよね。

で、みんな揃って礼をするときは、やはりなるべく列がそろっているほうが美しい。
道場の構造で並び方は変わるので、図はあくまで講習会なんかでよくある一例ということで、大体は右に高段者が来ると思うのでこの図で。

ちなみに私が習ったのは「上座の人より膝が前に出ることがないように、わずかに雁行するのがよい」という作法でした。
ちょっとずつ下がる。

このあたりの細かい作法は師範・道場・流派によってちょっとずつ違うかもしれません。

普段だと杖道の時は杖道式で、居合道の時は居合道式でみんな同じ座り方をするから問題にはなりにくいと思うんですけども、
たまに杖道の時でも居合道式の座り方をしたり、その逆もあったりするわけですよ。
そうすると、着座したときにラインがデコボコになっちゃう。
「あ、やっちゃったな、違う座り方しちゃったな」と気づいたらさっと列をそろえればいいだけの話なので、それが悪いとかどうとかいうことはなかろうと思いますけども。

そういうわけで、着座したとき、起立したときに、列が乱れてないかどうかをちょっと気にして整える癖をつけておくといいのかな、と思ったのでした。
そういうお話です。



おまけに、もう少し進めて「なぜ座り方が違うんだろうか?」というところまでちょっと考えてみましょう。
あくまで私の考えですけども、杖道だと道具を両手で抱えて座るシーンが出てくるわけですよね。
そうすると「裾を手で捌く」ということができなくなるわけで、足を引いて座るほうが自然ときれいに座れるから、ということではないか。
他方、居合道では刀は腰に差したまま座るので、両手フリーだから裾を捌いてその場に腰を下ろすことができるし、それが自然だということになるのではないか。
あくまで私個人の考えです。全く違うところに答えがあるのかもしれません。
それに居合の座り方って正座以外にも跪座とか立膝とかいろいろあるみたいですしね。

もう一つ断っておきたいんですけども、別に私はどれが正しいとか間違ってるとか、どれか一つの作法が唯一絶対の正解であって他は異端だ不敬だ統一すべきだとか、そういうことは全く思っておりません。
作法礼法の違うところには必ずそれぞれの理由があるだろうし、そこに優劣も正解不正解もなかろうと思うからです。

2018年4月2日月曜日

おあそび!

やる気になれば3,4時間で編集できるのに、というべきか。
たった5分の動画を編集するのに3,4時間もかかるからやる気のチャージが大変、というべきか。

そんな悩みはさておいて、こないだの合宿で遊びで撮った鎖鎌の動画を上げます。



うまいとか下手とか、そんなことよりも体を張って普及に努める姿勢を買ってほしい。
楽しそうだな、面白そうだな、と思ってもらうところが普及啓発の第1歩だと信じます。

追記:ボイス抜き、BGM付きのものもYoutubeに上げてみた。
https://youtu.be/MhQylJwDrMw


2018年4月1日日曜日

しんかん

本日から新年度のはじまりですね。
昨年度はなんかもうあちこち行き過ぎて年度途中でバテた感じがありましたので、今年度は少し抑え気味に行こうかなと思います。

後輩は今頃新入生の歓迎と勧誘で大変だろうなあと思います。
なんとか1人でも多くの新入生を杖道の道に迎えられたらありがたいことですね。
ゆるく楽しく、しかし稽古はしっかりやってますよてな感じのところが新入生にしっかり伝わるといいなあ。

杖道のいいところと言ったらなんでしょうね、
・剣道よりも防具がかさばらない、汗臭くない
・柔道みたいに餃子耳にならない
・居合より武道具代が安い
とか…なんて消極的な理由だ。

あとはやっぱり
・競技人口が少なくすぐに大会で結果を出せるので履歴書に書くネタができる、というか杖道自体が「何それ?」というネタになる
とか。

明日はステージ演武だそうですから、精いっぱいのところというか楽しんでやっているところを見せられるようにやってくれたらいいなと思います。
今年は今のところヘルプコールもないし、差し出がましいことをしなくても大丈夫であろうと信じます。


それはそうと、ちょうど桜がほぼ満開になっていますね。
バス道沿いの桜並木の下、ウキウキするようなドキドキするような気持で初登山登校したときのことがおぼろげに思い出されるようです。

近所の公園の桜。

2018年3月28日水曜日

おとまり!

先週の木曜から日曜まで、恒例の合宿に行ってきました。

最終日の稽古が終わって少し寂寥感漂う体育館。

「6段、ひいては7段を目指すにあたって、『厳しい杖を遣う』『強く杖を遣う』ということをあなたは身につけないといけない」
「日ごろの稽古で手ごろな相手がいないなら、基本打ちこそガンガンに振っていく絶好の機会」
「一時のあいだ形が少々崩れても、今はそれをしっかりやりなさい」
てな感じのお説教を頂戴しました。

さすがに7段の先生ともなるとよく見ていらっしゃいます。
どうしても日ごろ低段の人や高齢者ばかり相手にしていると、軽く打つ癖が付きがちなんですね。

他方で、ウチバリとか巻き落としが後輩を相手に思ったよりいい勢いで決まっていたので、まんざら進歩がないわけでもない様子が自分でもわかりました。
やっぱり地道にちょっとずつでも稽古を重ねてきたのが現れ始めているのかなあとうぬぼれるところです。

2020年、オリンピックイヤーが受審予定ですけども、さあ、どうなっておりますことやら。

おまけの美しい夕暮れ。

2018年3月16日金曜日

とのもの

昨日の記事の続きです。

「そういえば、神道夢想流の本筋は杖で、大本が神道流剣術で、併伝が短剣・十手・鎖鎌・捕縄・短杖だから、外物と言ったらこの場合は併伝武術が該当すると考えてよさそうだけど、一般的には杖がすでに外物じゃないの?」

という疑問がふと湧きまして、例によって例のごとく検索かけてみたんです。

がっつり調べたわけじゃないですけど、やはり「流派の中心となる武器(術)を除く、周辺の武器(術)等」を外物というような用法でよさそうな感じです。


しかしちょっと気になったのが、wikipediaの「外物」の項の不自然なまでの充実具合。

一通り目を通してみましたけども、なんちゅうか、こう、胡散臭い…。
こいつはくせえッー!独自研究のにおいがプンプンするぜッー!って感じです。


自分の言ってることが正しいかどうか、披歴するに値するかどうか、やっぱりちょっと謙虚にならんといかんのではなかろうか(という自戒)。