2011年11月8日火曜日

杖道について

詳細な説明はリンクにある福岡県剣道連盟杖道部の説明に譲り、かいつまんで説明します。

・起源について
今からおよそ400年前、宮本武蔵や佐々木小次郎のような武芸者がひしめいていた時代に、夢想権之助という武芸者がいました。剣の達人、槍の名人、薙刀の上手という人物だったそうです。
あるとき宮本武蔵と対決したものの、奥義「十字留」にかかり「まいった!」をしてしまいます。これが悔しくてたまらなかったのか、さらに修行を重ねるため山籠もりをしていると、あるとき夢で「丸木をもって水月を知れ」とのお告げを授かりました。このお告げを元に工夫を重ねて生まれたのが、刀と槍と薙刀の長所を併せ持つ「神道夢想流杖術」だったのです。

昭和の時代になって全日本剣道連盟に団体加盟することとなり、このとき剣道の理合と整合を取ったり実践的に過ぎて危険な部分を調整したりして生まれたのが全日本剣道連盟杖道、つまり「杖道」です。

えーと、大体あってると思います。はい。


・稽古について
杖道では型稽古によって修練を積みます。  太刀と杖が2人1組で型を何度も何度も繰り返しながら杖や太刀の使い方、体の使い方、心の使い方を修得していくわけです。
剣道や柔道で行われるような掛かり稽古や乱取り稽古は行われません。
全日本剣道連盟杖道形は12種類あり、さらに練達の度合いによって源流である神道夢想流杖術や併伝武術の型を学んでいきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿