2017年3月30日木曜日

つかんだ?

一心流鎖鎌術の関門の一つが、
「切り下ろしてくる刀に分銅を振り込んで絡めとる」
という技です。
やるとわかりますけど、全然絡んでくれないわけですよ。

で、何人かの先生に頂いたいくつかのアドバイスを並べてみます。
「大きく回して振り込んで、刀に当たる直前に力を抜きなさい」
「鎖分銅に任せて、力まないで」
「横からじゃなくて、縦気味に、上から打ち付けるように振り込む」
「引くんじゃない、前に出すように振りなさい」

私、思いました。
これって、杖でいうところのウチバリ(引落打)と一緒じゃない?って。

この感覚が正しいかどうかはこれからの稽古で試してみてからのことですけれど、得物は違っても基本的な体の使い方っていうのは共通点が多いんだろうなと改めて感じる次第。


ちなみに、こういうふうにネジ風に絡むのは半分失敗なんですよね。
引っ張ったら外れちゃうから。
横から振り込むとこんな風になりがちな気がします。


上手いこといくとなんかこういうふうな絡み方をして、引っ張っても外れない。
ほんのちょっとの違いで、ずいぶん違うんですよ。
いやー奥が深いですね。

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