2017年4月12日水曜日

こばなし!

ここのところどうもイマイチ胸の調子がよろしくなくて、今日もお休み。
稽古がはかどらんのう…。


お休みの間に、せっかくなので一心流鎖鎌術にまつわる小話を一つ。

一心流の鎖鎌は
・両刃
・直刃
・鉤付き
という、鎌としてはかなり特異な形状をしています。
どう考えても草刈鎌としてはおかしな構造ですよね。


その理由について、昔1度だけ先生に聞いたのは
「あれはもともとは槍なんや」
ということ。

つまり、
 こういう槍の穂先がありまして、


 それをこう捻じ曲げるじゃろ。


そこに柄と鉤をつけたらできあがり。


なんかそういうことらしいです。
本当かどうかはわかりませんけどね。


だとすると、合戦帰りの農民が持ち帰った素槍を
「武器じゃないですー農具ですー」
とか言って転用したのか隠し持っておいたのか、そういう筋書きがあったかもしれませんな。
妄想ですけど。

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