2017年5月5日金曜日

はればれ!

本日は毎年恒例の阿智神社での奉納演武でした。
大変良い天気でして、春物を着て行ったら汗ばむくらい。

私は出場がないので、ゆっくり出て行ってのんびり写真を撮るつもりで行きましたら、われら杖道は一番で私が到着したときにはすでに終わっていたというね。

まあ、杖道はいつも紹介してますから、今日はほかの皆さん方の紹介をね、優先いたしましてね。
個人的な興味もあるんですけど、まあええじゃないか。

竹内流備中傳 居合。
抜きつけはやっぱりどこもおおよそ変わらない感じですね。



竹内流備中傳 小具足。
左右から組み止められたら…

いったん沈んで…

前転して…

逃れるというか極め返す、ということかな?



ニューフェイス、かの有名な柳生新陰流。
2本差しですよ、2本差し
かなり振りかぶるんですねえ。

正面を切りに来る敵に、下からの切り上げで返し…

すり抜けざまに胴切り。


正面の切り下ろしに対して…

身をかわしざまに諸手を切る。


ひき肌竹刀、というやつですね。
しなるから「撓(しない)」というんですよね。



杖道体験教室の模範演武。
子供も大人も参加してくれてよかった。



今枝新流杖術。
股立ちをとる独特のスタイル。

足を踏みかえながらの打ち込みから…

止めの長い気合も特徴的。



竹内流備中傳 居合。
下げ緒が鞘に結ばれた状態。

帯びずにそのまま抜く型。
わかりにくいけど、下げ緒が結ばれたままで鞘は帯に差していません。

鞘ごと返して…

下からの抜刀。



竹内流備中傳 奥棒。
右の打ち込みを外して…

棒先を打ち落としつつ…

入り身で目を攻める。


対 太刀。上で打ちあい…

下で打ちあい…

太刀を受け流しながら身を進めて…

太刀の腕を取って極め、かな。



竹内流備中傳 斉手(さいで)。

小太刀で受け…

太刀を捌きつつ身を進め…

小太刀を離し、柄を取り峰を押し下げ…

太刀取りから切り上げて…

締め。
無刀取と言えば柳生新陰流ですけれど、
その成立前からすでにベースとなる技法は存在していたってことですかね。


打ち合いからの…

小手を極めて…

投げ…

追撃するところを…

前回り受け身で逃れる。
なんかもう、刀持ったまま受け身って言う時点で凄いわ。



竹内流備中傳 鎖鎌!
お前のことを待ってたんだよ!!

鎌で太刀をなやしつつ…

小手を抑えて首を刈る。


太刀を鎌で抑えると同時に
分銅を小手に振りこんで巻き付けて…

首を刈る。


鎖で太刀を受け止めたら…

そのまま太刀ごと相手の背中に送り込んで…

縛って水月に一撃。

あー、もっと紹介したいけど、あとは来年また見に来るか、秋の古武道祭に行くか、
それか入門するかしてね。

もちろん杖道も入門者の増加が喫緊の課題でありますからして、これ以上は言わずもがな。

入門に際しては、まず見学に行って、道場の場所や稽古時間、指導のやり方などが自分に合っているかどうかを確かめてからがよろしいかと思われます。

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