2024年3月24日日曜日

いにしえ

 前回の記事で「彼岸の中日(古語)」と書きましたけれど、ひょっとしたら読めない人もいるかもしれませんので書いておくと、「ひがんのちゅうにち」です。「ひがんのなかび」ではないです。

母方の婆様(明治生まれ)が生前そんな言い方をしていました。今どきお彼岸だからって墓参りする人も大分減ったでしょうねえ。私もしてませんし。

婆様は「膝小僧」を「すねぼんさん」と言ってたりとか、今では聞かれない言葉もたくさん話してたなあとふと思い出しました。


で、なんでそんな話をするかというと、今日は朝から上級者が集まって仕合口の稽古をやりまして、このblogを見てる人の中にはご存知の方もいらっしゃるでしょうが、立ったり座ったり膝をついたりする型が出てきます。

前に一人稽古をしたら膝に青あざができまして、私もついに膝サポーターを導入することにしました。まだ膝が痛いということはないんですが、予防が大事かなと思って。


つまり、仕合口の稽古→膝→すねぼんさん→婆様、というそういう実に個人的な連想なのです。


なお、今日はなぎなたの稽古日でもありまして、昼まで杖の稽古→昼過ぎからなぎなたの稽古と、めっちゃ疲れました。充実した1日ではありましたけど。あーしんど。

2024年3月20日水曜日

はるいろ

今日は彼岸の中日(古語)ですが、冬が戻ってきたような寒い日でした。

それでも春の気配はすぐそこで、土日はちょっと遠出して稽古して来たんですけれど、そこかしこに春を感じました。
市立体育館裏に菜の花が。


稽古帰りにちょっと寄り道。


さて、今週はまた寒さが戻ってくるようですが、3月もじきに終わって4月。
暖かくなってきたら、いまお休み中の新人さん(と言っても既に1年以上経ちますが)もまた稽古場に来てくれるようになるかしらん。

お休みしようが出戻りだろうが、我々少数でやっているので来てくれるだけでもありがたいですからね。お待ちしております。

2024年3月11日月曜日

せなかで

 日曜は一人でなぎなたと杖の稽古をやっていました。

なぎなたは杖道よりも半身に対して厳しいので、その点では結構気を遣います。

なんとなくなぎなたを構えると、「もっと半身」って先生から指摘が入ります。さすが。


で、振り(杖でいう打突)の稽古をやりながらなんかうまく決まらんなあと思っていたら、脳の奥底から黒郷先生のあの声が。

「業というのは背中で魅せる!」

「打突は背中で支える!」

やってみると、確かに何も意識してない時よりずっといい振りが出来てる、そんな気がします。杖でもなぎなたでも一緒やな。


…黒郷先生からしたら「あんなに何年も前から言ってたのに、まだできてなかったの?」って悲しまれそうな気がしなくもない。

あの、その、稽古というのは何事も薄紙を積み重ねるようなものですから、決してお言葉を忘れていたわけではなくてですね、表に出るまで時間がかかっただけなんだと、そういうことで、はい。

2024年3月9日土曜日

なんでや

 なんか昨日のアクセス数が250件くらい行ってました。普段は100件くらいなのに。


なんで???


そんなに久々の更新が皆さん嬉しかったんですかね。

でも大した内容もなくてごめんなさい。


さて、明日日曜日は普段ならなぎなたの稽古日ですが、急に中止になりました。

でもせっかくだから少し体を動かしに市営武道館へ行ってみようかな。

やっぱりそれなりの段位とか巻物とか頂いちゃうと、それなりの実力を身に付けるべく稽古しておかないと様にならんのですよ。

2024年3月8日金曜日

おやすみ

 しばらく更新をお休みしておりました。実際、稽古もしばらくお休みです。

何のことはない、稽古場の小学校の体育館が卒業式やら終業式やらで使えないからですね。

たまにはゆっくりお休みするのも悪くないですよ。頑張りすぎはよくない。

よく食べ、よく稽古し、よく休む。

継続の秘訣じゃなかろうか。


でも、範士8段とか免許皆伝とかいう先生方は、稽古を休むとか言う考えがなかったりするのかなあ。

稽古してない時でも、イメージトレーニングとか、なにか稽古みたいなことをしてるのかもしれません。


あと、のんびりお休みしてる間に後輩の皆さんが6段審査を突破して、嬉しい限り。

嬉しいけど、一気に何人も通ったからお祝い金が激しそうではある。

2024年2月21日水曜日

カメムシ

 昨日の稽古で、カメムシふんじゃった。

もし今日の体育館が臭かったら、それは私のカメムシのせいです。ゴメンネ。


ふと思ったんですけれど、達人だったら足の裏に当たった瞬間に「おっ、なんか足の裏にいるぞ」って気づいて回避できるんでしょうか。

2024年2月12日月曜日

おもひで

 新しい杖道委員長の、色んなセリフ集。

「全剣連杖道は何もかも決まってるって言われますけど、決まってないことのほうが多いですよ。解説書に書いてないことは決めてないので、書いてない部分はそれぞれの先生方の工夫研究次第です。」

「後ろ足にしっかり体重を乗せることを覚えてください。」

「杖道の人は手の内をあまり意識していないように思います。もっと手の内の使い方を工夫してください。」

「私は『杖で捕まえる』と言っています。」

亡くなった高原先生は「トリモチで引っ付いたように遣う」って仰ってたっけなあ。
あ、繰付とか体当とかの話です。


そして後輩の皆さんに。

「神戸大学杖道同好会は関西最後の牙城だと思ってるから、頑張ってほしいよね。」

そういうわけで、杖道で一番偉い(らしい)人の後援があるわけですから、張り切って稽古して大会に出て審査に挑戦していただきたい。私も岡山から応援しています。